君臣佐使とは
中国医学の真髄とも言える君臣佐使
君臣佐使とは、中国医学において古くから伝わる概念で、漢方薬を構成している生薬の役割を「君」、「臣」、「佐」、「使」に分けて考える漢方理論のことを言います。
中国医学と君臣佐史

中国医学には、生薬を「君臣佐使」という配合理論で組み合わせる、漢方独自の優れた薬学理論があります。2000年以上にわたる経験により個々の生薬の組み合わせの相乗効果を引き出し、生薬のもつ副作用を軽減させ、さらに生体バランスを正常化する処方が現代にも受け継がれています。
君臣佐使に基づく治療
「君」とは、その病気の主たる治療法。国の官僚に例えると総理大臣に相当します。
「臣」とは、主たる治療法を補佐し、効力を高めるもの。国の官僚に例えると各担当大臣に当たります。
「佐」とは、主たる治療法が強さに伴う弊害を取り除く方法。例えば、薬の強さによって起こる副作用や発熱を抑える役割を担います。
「使」とは、君・臣・佐それぞれを特定の場所に伝える方法。血液で伝える、神経で伝える、経絡で伝える、リンパで伝えるなどです。
以上4つのことが1つでも欠けていると、その治療は価値がなく、疾患を治癒させることはできません。
医師からマッサージ師まで、全ての治療家はこのことを考えて治療に当たるべきです。
東和針灸院では、常にこの君臣佐使の概念にのっとった鍼灸治療に努めています。


